それぞれの学校現場において、生徒様が抱えている課題点は様々です。
忘れ物、宿題、連絡伝達、注意事項、提出物、臨時事項、約束、生活リズム、ネットやSNS依存、睡眠時間、勉強時間、学習習慣、学習計画、学力向上、行事の準備、行事への意欲、将来のビジョン、キャリア形成 等々。
これらをひとつひとつ解決しても新たな問題が発生したりまた同じ問題が再発したりするご経験は少なからずあるはずです。
その理由としては、表層部分の目に見える問題(例えば忘れ物が多い等)だけを取り除いているだけになってしまい、【根本的な原因】を解決できていないことが考えられます。
それではこの【根本的な原因】とは何なのでしょうか。
それは、突き詰めていくと
▲「自己管理能力の欠如」
だと言うことが見えてきます。この状態のままでは、同じレベルの新たな問題や同じ問題が再発してしまうのは致し方のないことです。
この「自己管理能力」を備えるか否かで、全てではないにしても多くの生徒様の課題解決に繋がっていくと考えられます。
そのため当プロジェクトでは、生徒様おひとりひとりに
★「自己管理能力」の向上
を習得していただくことを目指しています。
上記の通り、小中高生のうちから「自己管理能力」を向上することには大きな意義があると考えておりますが、当プロジェクトの最終目的は自己管理能力の習得ではありません。あくまでも通過点です。
将来の社会において最も必要とされるのは、人間的な成長・豊かな人間性であり、【自律】できているかどうかだと考えています。
当プロジェクトは、
★★★【自律】★★★
をコンセプトに掲げ、この【自律】を手に入れる過程の中で、小中高生の生徒様に「自己管理能力」を向上していただくことを目指しています。
教育ツールデザイン事務所である弊社では、この【自律】を中心にしたコンセプト設計をいたしました。
コンセプトとして掲げる『自律した個人』への道のりは決して簡単ではなく、また短期間で実現できるものでもありません。しかし、自己管理手帳の特性とコンセプト設計をとらえた上で、しっかりと土台作りからひとつひとつステップを踏んでいけば、一歩一歩近づいていけるものであると考えています。
また、自律教育の専用ツールとなるACTIO手帳シリーズは、
★★★『自律した個人への成長』
を目指すという観点から、教員様が生徒様の手帳をチェックして自律から遠ざけてしまうような監視ツールになってはいけないと考えています。
自律を育むためには、過保護や過干渉になり過ぎないことを大前提に、
◎ 教員様が生徒様の自主性を引き出し、
◎ 生徒様が主体性を発揮できるようなかかわり方
であることが望ましいと考えており、ACTIO手帳シリーズはその視点でデザインされているのです。
このようにACTIO手帳シリーズは、単なる教育ツールではなく、【自律】を目指すための「コーチングツールおよび自己成長ツール」として活用されることを目指してデザインされているため、教員様のACTIO手帳を介した正しいかかわり方となる「ACTIO式・運用方法」をセットでご検討いただくことをおススメしています。
この「ACTIO式・運用方法」もまた、同じコンセプトを実現するためにデザインされました。
中高生向けACTIO手帳シリーズでは、生徒さんが将来 社会に出た時に、自分でビジネス手帳を選び、自分の仕事スタイルに合わせて工夫して活用し、ビジネス現場での自己成長を実現できる「手帳力」を身につけてほしいと考えています。
そのためにも、生徒さんへのかかわり方が重要となります。「教員様からの手帳を介したかかわり方がどのような状況なのか(最適なかかわり方か、渡しっぱなしの放任か、チェックのみを厳しくする過干渉か)」、「そのかかわり方によって生徒さんから自主性が引き出されているのかどうか」、そして「生徒さんの実際の行動と実感はどうなっているのか」といった実態を見える化して、今後の分析に役立てていただけるようにしています。
そして、アンケート集計結果のフィードバックデータには、手帳運用のヒントになるような解説も入れており、今後の運用への改善点も先生方同士で議論いただくことができるようにしています。
下記のデータは数多い項目の中から、ごく一部を抜粋したデータとなります。ACTIO手帳を活用した『自律教育 学校プロジェクト』をご検討の際には、ACTIO手帳の活用効果をぜひご参考ください。
自己管理能力を向上させるための
「ACTIO手帳シリーズ」をご確認ください。