ACTIO手帳シリーズおよび弊社手帳デザイナー制作の学校オリジナル手帳を活用している中高生の生徒さんが、ご自身の手帳活用を作品としてエントリーできる「手帳の匠コンテスト」。

 

こちらのページでは、2023年度の当コンテスト最終審査まで進み、見事 受賞された作品を中心にご紹介しております。

 

今年度から、通常の学校生活に近づいてきた中で、生徒様おひとりお一人がそれぞれ手帳活用に工夫を凝らし、自己管理能力の向上に取り組んでいる様子が伺えました。受賞された生徒の皆様、おめでとうございます‼

 

いずれの作品も個性ある素晴らしい作品ばかりですので、ぜひじっくりとご覧になってください。

 

 

【受賞一覧】

・表紙デザイン作品(金匠…1作品、銀匠…2作品、特別匠…1作品、佳作…3作品、入選…2作品、努力賞…2作品)

・週間デザイン作品(金匠…1作品、銀匠…2作品、特別匠…2作品、佳作…4作品入選…4作品、努力賞…5







★金匠・銀匠・佳作の受賞作品には、応募者ご本人の作品背景コメントが随時追加されていきます。ぜひご参考ください。

★★★  金 匠  ★★★

活用手帳:ACTIO手帳エデュケーレ(A5)

《 作品背景 》

◆学年: 中学2年生(ペンネーム:にゃんにゃん)

◆作品タイトル: 私と怪獣 ~花を咲かせる方法~

◆コンセプト:

 ①頭がイタイ ②時間内に決められたことができない ③小さな目標を達成していけば いつか大きな夢が叶えられる

◆そのコンセプトを設定した理由や背景:

 私は起立性調節障害、ほぼ毎日頭が痛い。それを怪獣というキャラクターにしました。怪獣たちのせいでうまくいかなかったり失敗したりしました。でも私には叶えたい夢があるので、毎日小さな目標を持って努力をしています。それは種をまいたり、水をやったり、花を育てることと似ています。結局怪獣は私自身であることを認めなければなりません。怪獣と共に小さな目標を達成し続けて、いつか「夢」という大きな花を咲かせたいです。

◆コンセプトを作品の中で表現する際に工夫した点やこだわりポイント:

(作品の)右ページは現状です。頭痛の影響と被害を5匹の怪獣として描きました。学校行事ややらなければならないことを時計で、自分の体感時間を月の満ち欠けとして描きました。1日は24時間、月の満ち欠けの周期は約29.5日。なかなか当てはまらずうまくいかない感じを暗い色で出しました。左ページは理想です。小さな花や葉は達成できた結果です。おおきな「夢」という目標を忘れないために、また、同じように頑張っている人を励ますことができるようにキレイな明るい色を使いました。

◆手帳デザインが手帳活用に与えた効果:

 分かっているのに学校に行きたくないと思ってしまうけれど、表紙を見るたびに何のために頑張っているかを思い出せるようになりました。テストや持ち物、ノート提出などの目標を達成できたら花丸をつけるようにし、結果が一目で分かるようにして自分を励ましています。

★★ 銀 匠(2作品)

活用手帳:ACTIO手帳シンキング(A5)

《 作品背景 》

◆学年: 中学2年生(ペンネーム:那彩)

◆作品タイトル: ゆめにつづく

◆コンセプト:

 魔法の筆で夢を叶えるための道を描く女の子

◆そのコンセプトを設定した理由や背景:

 このコンセプトを設定した理由は「手帳を毎日開きたくなるようにするため」です。表紙デザインを始める前になぜ手帳を使うのかを考えてみた結果、手帳は夢を叶えるための充実した毎日を過ごすために有効な手段であるからだと分かりました。そこで、もし手帳の役割がそうであるならば「毎日開きたくなるようなデザイン」にしなければいう考えに至りました。そのためには「手帳を使う意味を実感できるデザイン」にすることと「自分の好きなものが詰まったデザイン」にすることがいいのではないかと思いました。なので手帳を使う意味であると考えた「夢を叶えるための手段」と自分の好きなものである「魔法が使えるファンタジーな世界観と絵を描くこと」を組み合わせた「魔法の筆で夢を叶えるための道を描く女の子」というコンセプトに決めました。

◆コンセプトを作品の中で表現する際に工夫した点やこだわりポイント:

 工夫したところは、夢に向かって明るく前向きな気持ちで進んでいくことを表現するために、夜空に様々な色を使って、たくさんの星を散りばめたことで絵全体が明るい雰囲気になるようにしたことです。こだわったところは、たくさんあるのですが、特に筆と懐中時計のデザインにこだわりました。コンセプトに「魔法」が入っているのでファンタジーな世界観をくずさないように筆には青い宝石、懐中時計には星と月がついたデザインにしたところがポイントです。他にも、うさぎに星の髪飾りをつけたり、女の子のスカートの裏地に星型をつけたりなど世界観を統一させるためのデザインにすごくこだわりました。 

◆手帳デザインが手帳活用に与えた効果:

 表紙デザインをする前は、手帳を開かない日が多かったのですが、表紙デザインをしてから手帳がお気に入りのものとなって毎日手帳を開くようになりました。毎日手帳を開くようになったことによって時間の使い方が上達し、一日に取り組める課題の量を増やすことができたので、夢や目標に近づける充実した毎日を過ごせるようになりました。

活用手帳:ACTIO手帳シンキング(A5)

《 作品背景 》

◆学年: 高校3年生(ペンネーム:鈴蘭) 

◆作品タイトル: kawaiiを詰め込んで。 

◆コンセプト:

 【自分が思う「可愛い!」を弾けるくらい最大限に✧✧】

◆そのコンセプトを設定した理由や背景:

 このコンセプトにした理由は、将来の夢がイラストレーターになる事なので、今よりもっと絵のレペルを上げて沢山の方に作品を見て頂けるようになったら、自分がイラストを描く時に大切にしている「可愛い」を詰め込んだ画集を作ってみたいという目標ができたからです。初めて好きなイラストレーターの方の画集を買ったときに、どこを見ても可愛いイラストばかりで「自分もこの方みたいに可愛いイラストを描けるようになりたい!」と思いました。まだ今は立派な画集は作れないけど、手帳の表&裏表紙を使って、見て目だけでも自分の画集っぽく出来るのではないかと思い、今回のデザインを制作するきっかけになりました。

◆コンセプトを作品の中で表現する際に工夫した点やこだわりポイント:

 工夫した点は主に2つあり、①表はスマホで音楽を再生するときの画面をイメージして描き、②裏では左上にバーコードを描いて実際に画集として売られているように見せました。①では女の子の三つ編みの塗りと服のデザインにこだわり、ミニオバケ達それぞれに役割があって、「ちょっと前&未来に行けるボタン」という実際にあったら地味に嬉しい機能を描いてみました。②ではミニキャラやリュックをシール風に描いたり、好きな夜空をシールや白ペンを使ってゲーム画面の中に描きました。実際に使っているタコのキーホルダーやクマの定規なども登場させて、リボン付きのシューズのデザインにもこだわりました。全体の色合いを自分の好きな水色とピンクでまとめてみました。

◆手帳デザインが手帳活用に与えた効果:

 自分の好きな物を可愛く&沢山描いてあるので毎朝学校に着いてリュックから手帳を出すときは心がとてもウキウキします。毎日の時間割や予定などを書く時も、お気に入りの付箋やシャーペン、パステルカラーの蛍光ペンを使って分かりやすくまとめるようにしています。そのおかげで各教科の持ち物や小テスト、提出物のことをうっかり忘れることも無くなり手帳を活用するメリットを改めて感じました。

★★ 特別匠(1作品)

活用手帳:ACTIO手帳タスク(B6)

《 作品背景 》

◆学年: 高校3年生(ペンネーム:如月)

◆作品タイトル: 「私の思い出」 

◆コンセプト:

 「私の思い出」

◆そのコンセプトを設定した理由や背景:

 私は今まで手帳という物は自分のこれからの予定を書き込んで一年間使った後はもう使わないもの、使えないものと思っていました。しかし、高校三年生になり、手帳に書いている行事や予定が高校生活最後なんだなと手帳に書きながら少しさみしい気持ちになっていましたが、手帳は自分で予定などスケジュールを確認するためのものだけでなく、その手帳を使っていた人の思い出がたくさんつまったものなのではないかと思うようになりました。一つの手帳につまったたくさんの思い出を表紙で表現したいと思い私の高校生活での思い出をイラストで表現しました。

◆コンセプトを作品の中で表現する際に工夫した点やこだわりポイント:

 まず、手帳に書き込んだ思い出の中でもイラストにして人につたわりやすいものを選びました。そしてその一つ一つの思い出を表現するイラストを時系列にならべて、過去~未来へと時が流れているように表現しました。左奥が昔で右に行くと未来になっています。自分の中で大きなイベントは少し大きめに、日常の中にある忘れたくない思い出は小さめに書きました。また、右のページに現在の自分のイラストを書くことによって今の自分を作りだしている過去が今の自分につながっているという事を表現しました。色もパキっとした派手な色ではなく少しやわらかい優しい色を使いました。

 

◆手帳デザインが手帳活用に与えた効果:

やはり一番の効果は愛着がわくという事です。自分で一からデザインを考え時間をかけて表紙を書き色合いを考えることで大切に最後まで使おうと思うようになりました。また、手帳を使い終わった後も自分で作った表紙の手帳は捨てずにとっておきたくなりました。

★ 佳 作(3作品)

活用手帳:ACTIO手帳リプレ(B6ワイド)

 

《 作品背景 》

◆学年: 高校1年生(ペンネーム:いばら姫)

◆作品タイトル: Wake up , me ! (目覚めろ、私)

◆コンセプト:

 自分の好奇心を覚醒して、自由に羽ばたくために潜在能力を解き放ち成長する

◆そのコンセプトを設定した理由や背景:

自分の夢、未来を考えると、色いろなことが思い浮かび広がっていきます。今をどのように過ごすかによって、その夢が実現できるかが決まります。夢の実現のために努力したい気持ちと気ままに時間を使いたいと思う気持ちが闘っています。ありのままの自分の心の葛藤を表現しました。

◆コンセプトを作品の中で表現する際に工夫した点やこだわりポイント:

 工夫した点は、自分が描いた油絵を縮小して、部分的に切り重ねることで、絵に立体感をもたせました。バックの大小の水玉は、私の夢、好きな物、好きな場所、行きたい所がたくさんあることを表現するために色とりどりに描きました。全体がポップな作品になるようにこだわりました。

 

◆手帳デザインが手帳活用に与えた効果:

 オリジナル手帳ができあがり特別な手帳になりました。表紙を見ると、笑顔になります。”楽しんで学校へ行ける”このように、前向きな気持ちを私に手帳が与えてくれました。

活用手帳:ACTIO手帳エデュケーレ(A5)

 

《 作品背景 》

◆学年: 中学2年生(ペンネーム:匿名)

◆作品タイトル: 姉妹

◆コンセプト:

 繋がりをコンセプトにしています。私と同年代の少女二人です。妹(表紙)が現在あるいは挑戦を、姉(裏表紙)が未来あるいは目標を表現しています。 

◆そのコンセプトを設定した理由や背景:

 手帳は日々の出来事を書き記すという過去・現在・未来を繋ぐ道具だと思います。また自分に最も身近な存在でもあると思います。そこで、家族をテーマにし、その中でも特に「姉妹」を選びました。私にはきょうだいがいませんので、姉や妹がほしいと思っていたからです。繋がっていることをより強調するために背表紙を黒くしました。背景のピンク色は活動している様子を表し、水色は期待と不安をイメージしました。左右対称が基本ですが、希望に満ちあふれているところから「姉」は少し大きく描いています。

◆コンセプトを作品の中で表現する際に工夫した点やこだわりポイント:

 表紙の妹は前髪の毛先にこだわりました。少し気が強くて生意気な性格を表現しました。頭頂部から毛先にかけて少しずつ暗くしていき、毛先を黒くすることで未熟さも加えています。裏表紙の姉は、優しい雰囲気を髪のグラデーションで表現しました。薄い青・薄い紫・明るい紫は私の好きな色なので用いています。それぞれ自由・あこがれ・楽しみをイメージしています。髪の色で姉妹の性格を表現しました。更に目尻の「ハート」と「ちょうちょ」は子供っぽい無邪気さを追加しました。「ハート」は学校生活を通した友情を、「ちょうちょ」は飛ぶイメージから生きることを喜び楽しむことを表現しています。

 

◆手帳デザインが手帳活用に与えた効果:

 手帳を手に取っていると、今の私は未来(目標)への道のりのどのあたりにいるのかなと考えたりします。その日のスケジュールくらいしか書いていなかったけれど、今は自分の気持ちを書いて後で振り返ったりするようになりました。表紙デザインを書かなかった時は、予定がうまくこなせず、モヤモヤすることが多くありましたが、今はどうすればうまく消化できるのかを考えられるようになりました。

活用手帳:ACTIO手帳シンキング(A5)

 

《 作品背景 》

◆学年: 中学1年生(ペンネーム:もずくん) 

◆作品タイトル: 思考は冒険だ‼

◆コンセプト:

 思考は冒険だ‼

~自分だけのアイデアをみつけよう~

「考えることが面倒」「周りの目がきになる」と思ってしまう自分が手帳のメモを見て楽しみながら思考に入っていけるようになった。

◆そのコンセプトを設定した理由や背景:

 私は、冒険のどこに行き着くかわからず非常にあいまいで人によってゴールがちがったり先をみてもまだ奥に何か見える、このような冒険と思考を重ねた。学校の集団生活の中で人に合わせることがくせ付いてしまい、思考までも人に合わせてしまってる人達が多いと感じました。手帳とは自分と向き合える時間だと思っています。その自分に向き合える時間までもが万人受けするような思考になってしまうのは、自分自身の成長やざん新なアイデアを思いつく力をつぶしてしまうと思い手帳を開く自分へ届けたいメッセージとなるようこのコンセプトにしました。

◆コンセプトを作品の中で表現する際に工夫した点やこだわりポイント:

 こう図は、逆三角形を意識し、ぱっと見で目をひくよう工夫をした。書き込むところと書き込まないところを分け、書き込んでいないところが背景となるよう工夫しました。紙の大きさより一回り小さい枠を書き、背景をそこにおさめることで、キャラの飛び出している感を強調し、キャラの両手両足を広げ、かいほう的自由という印象をだしました。ツルハシは、手に持たせるのではなく、魔法使いが乗っているホウキのように、またがらせることで今にも飛んでいきそうな動きのある絵になるよう工夫しました。以上のことから、手帳を開いて思考することのわくわく感を出しました。

 

◆手帳デザインが手帳活用に与えた効果:

 手帳は、自分と向き合うチャンスだと思えるようになりました。そして、このイラストを見ることで人の目を気にせず自由なタイミングで広げられるようになりました。

◆ 入 選(2作品)

◆ 努力賞(2作品)




★金匠・銀匠・佳作の受賞作品には、応募者ご本人の作品背景コメントが随時追加されていきます。ぜひご参考ください。

★★★  金 匠  ★★★

活用手帳:ACTIO手帳シンキング(A5)

《 作品背景 》

◆学年: 高校1年生(ペンネーム:マロン)

◆作品タイトル: 手書きで残す部活の日々

◆手帳を活用する前の「現状&発見した問題点」

 高校に入学するまで手帳を使ったことがなく、1日や週単位での目標設定をする習慣がない日々を過ごしていました。また、毎日の日々の振り返りをすることが面倒だと感じていた。期日のある提出物や報告などを忘れそうになったり、プリントを見返したりして時間の無駄になっていた。部活動で指導していただいたことを書き残すことがなかったので改善したり生かすことができなかった。

◆問題が発生している「原因&自身の課題」:

 日々の時間配分の無計画さと何でも書き残さなかったことが原因だと思った。自身の課題については、手帳を見返す時間を作り、大切なことはすぐにメモをするように心がけることだと思う。

◆課題を解決するための「意識・考え方やその対策(こだわり手帳活用法等):

 寝る前に1日を振り返って書き込んで、明日からの改善点を考え、次の日の目標を立てた。提出物など期日のあるものには色ペンで書いてわかりやすくしたり、やる気を上げるために丁寧に描いた。負担に思いながら取り組むのではなく、書くのが楽しいと思えるように、マーカーペンを使ったり、気分が上がる色使いをした。

◆手帳活用法で得られた結果&効果:

 スケジュールを書くことで、効率よく行動することができた。提出物などを忘れず提出できたらチェックして確認するようになった。目標を振り返りを行うことで自分自身の成長につながった。毎日書いて楽しい!と思えるようになった。

★★ 銀 匠(2作品)

活用手帳:ACTIO手帳シンキング(A5)

《 作品背景 》

◆学年: 中学2年生(ペンネーム:かはぴん)

◆作品タイトル: 楽しく充実した日々

◆手帳を活用する前の「現状&発見した問題点」:

 私が手帳を活用する前は、月目標・週目標はたてておらず、1日1日を自由気ままに過ごしていた。また、そのせいで就寝時間が遅くなることもあった。そんな私の発見した課題は次の二つだ。一、忘れ物を高頻度でしていた。二、宿題に追われる。以上が私の手帳活用する前の課題だったことが分かった。

◆問題が発生している「原因&自身の課題」:

 忘れ物をしても、メモせず、頭の中で覚えておこうと思うだけだったため、家に帰るころにはとっくに忘れ、また同じことを繰り返すことになった。私はメモをしない癖があり、すぐに忘れ物をしてしまう。また、その日1日の目標や1週間の間での何を達成したいかという事を決めておらす、計画性のない日々をおくっていたため、宿題におわれた。自分の好きなことを先にして苦手なことを後回しにしてしまうことがよくある。

◆課題を解決するための「意識・考え方やその対策(こだわり手帳活用法等):

 この手帳を活用し、メモをとって、目標をたてて生活するようにした。忘れそうなものは時間割の下の枠に書き、目標は右上の所に苦手なことを中心に達成できそうな目標をたてた。目標は「絶対に達成する‼」という思いをもち、意識づけられるように青マーカーでふちをなぞり、目立たせるようにした。1日の振り返りを書くようにしており、マイナスなことばかりではなく、そのマイナスをどうプラスにしていくかを考えるようにしている。次の日につなげられるような振り返りをする。

◆手帳活用法で得られた結果&効果:

 忘れ物をする回数が格段に減り、繰り返し同じ忘れ物をすることもなくなった。忘れ物をしなくなることで気持ちが上がり、絶対忘れ物をしないという気持ちが芽生えてくるから良い。目標をたて、1日を計画的に過ごすことにより、宿題もすぐに終わり、しっかり睡眠時間を確保することができている。  

活用手帳:学校オリジナル手用(B5)

《 作品背景 》

◆学年: 中学3年生(ペンネーム:なにわガール)

◆作品タイトル: Dream come true

◆手帳を活用する前の「現状&発見した問題点」:

 1日の予定、宿題、勉強時間などは手帳を見ることで確認することができたが、勉強した内容が具体的に分からなかったので、後で見返した時に何をどれだけしたか、何が足りなかったのかがわからないという問題があった。

◆問題が発生している「原因&自身の課題」:

 原因は、各教科の勉強時間を明記することにこだわっていたこと。自身の課題として、各教科の勉強時間も大切にしたままで、勉強した内容をわかるようにし、自分の足りない勉強内容を把握して、勉強の中身をもっと重視すること。

◆課題を解決するための「意識・考え方やその対策(こだわり手帳活用法等):

 手帳に自分がしたい勉強内容と実際にした勉強内容を細かく明記することで、何をどれだけしたかをはっきりとわかるようにして、勉強内容の偏りをなくすようにした。

◆手帳活用法で得られた結果&効果:

 自分が実際にした勉強内容が細かくわかるようになったので、足りない内容を把握することができ、翌週に足りなかった内容を勉強することができたので、勉強内容の偏りをなくすことができた。  

★ 特別匠(2作品)

活用手帳:ACTIO手帳シンキング(A5)

《 作品背景 》

◆学年: 高校3年生(ペンネーム:つぶつぶ)

◆作品タイトル: 日進月歩

◆手帳を活用する前の「現状&発見した問題点」:

 日々の授業がテストに結び付いていないことが問題点だと感じました。毎日一生懸命、授業を受けていてもテスト期間には頭から記憶が飛んでしまうことが多々あります。また、生活リズムの乱れが原因で睡眠不足の毎日でした。しなければならないことを本領発揮して臨むことが出来ないのはとても大きな問題点だと思います。高校生活が始まって、まもなく3年が経とうとしていますが、全てを両立してこなすのは非常に難しいです。自分の目指す理想像と現時点での姿が、なかなか一致できずにいるので、手帳の使い方を一から見つめなおしたいと思いました。

◆問題が発生している「原因&自身の課題」:

 その日に行った授業の振り返りが甘いのだと思いました。学校では頭に入っていた内容が忘れてしまうというのは、家庭での復習が不足している証拠だと感じます。1日7時間行われる授業を自分の脳に叩き入れる装いで振り返りをしなければ、テスト週間に良い計画を立てることが出来ません。そのため、1時間ごとの授業を思い返して書くべきだと考えました。生活リズムを整えることも、すごく大切ですが徹底して管理することはなかなか難しいと感じました。寝る時間と起床する時間を毎日同じようにすることを心がけていくべきだと思いました。

◆課題を解決するための「意識・考え方やその対策(こだわり手帳活用法等):

 その日の授業の内容を1時間ずつ書き記しました。行った教科とそれに対しての課題を詳しく手帳に残し、家庭で振り返りをする時間を設けました。就寝する前の時間に見返すため、脳に定着しやすくなると考えたからです。次の日に大事な予定が入っていたり、起床する時間が早かったりするときは、なるべく多く睡眠できるよう調整しました。手帳を見返した時に、自分の生活リズムが目に見えて明確に分かるように必ず起床・睡眠を記入しました。体調面だけでなく、精神的にも健康でいられるよう読書の習慣も身に着けました。手帳を有効に使い、自分自身を高めていきたいです。

◆手帳活用法で得られた結果&効果:

 1時間ごとの授業を振り返ることで脳への定着がより早くなりました。詳しく記入したことでテスト期間は計画的に学習に励むことができました。また、生活リズムをより良く意識することで生活全体が充実したように感じました。息抜きをするにあたっては、読書が本当に効果的でした。 

活用手帳:学校オリジナル手用(A5)

《 作品背景 》

◆学年: 高校2年生(ペンネーム:ポンデリング)

◆作品タイトル: ~ After my test week ~

◆手帳を活用する前の「現状&発見した問題点」:

 手帳を活用する前は1週間をたんたんと過ごしていて、振り返ることもなかった。特にテスト終わりは、はねを広げてしまって時間を無駄に過ごしてしまっていた。そして、いつもちがう時間に寝たり、起きたり、勉強したり、で毎日がルーティン化できておらず、規則正し生活をできていなかった。なので、自分で時間の管理がきちんとできず、生活習慣も乱れてしまっていたが、見直すこともしようとしなかったので、改善することもない。そんな毎日をおくっていた。

◆問題が発生している「原因&自身の課題」:

 手帳を活用せず、自分が何をしたのか、または自分が何をするべきなのかを把握できていなかったので、視覚化できていなかった。だから、勉強や自分の生活に気をかけることに対する意識がうすれて、勉強時間が減ったり、生活習慣が乱れていった。自身の課題は、視覚化することでした。目に見えるようにすることで、自分の生活を見直すことができ、良いことは継続的に!改善点は次の週に!どのように改善していくのかを考えるきっかけとなる。

◆課題を解決するための「意識・考え方やその対策(こだわり手帳活用法等):

 手帳を書く時、色を教科ごとに分けたり、棒グラフを使ったりすると、見やすくなり、自主学習や持ち物なとが視覚化されて見えることで、自主学習の時間を確保でき、忘れ物もなくなる。また、手帳を書くと、一週間での良かった点や悪かった点が明確に分かり、改善点が見つけやすくなり、次の週に生かすこともできる。目標などを設定できるので、それを成し遂げようという心がけができ、自分のするべきことや持ち物などが手帳を見ることですぐわかるような手帳をつくることで様々なことが解決できると思った。

◆手帳活用法で得られた結果&効果:

 教科ごとに色分けをして記入することで、後で見た時に、すぐ何の教科の勉強量が足りていないのか、何を頑張ったのかがわかり、簡単に一週間の勉強の質と量を振り返れるようになり、また目標を立てることで、それを成し遂げようと努力し、勉強時間も自然と増えていった。  

★ 佳 作(4作品)

活用手帳:学校オリジナル手帳(B5)

 

 

《 作品背景 》

◆学年: 中学1年生(ペンネーム:らって)

◆作品タイトル: 「振り返る」手帳

◆手帳を活用する前の「現状&発見した問題点」:

 手帳を活用する以前は、例えば就寝時間がバラバラだったり、気づいたら長い時間ゆっくりしたりと、「わかっているけど、ついやってしまう」ことが非常に多く、それが高じて1日中ダラダラと過ごしてしまう時もしばしばありました。中学校に入学してからのこと、毎日決まった時間に起きられず、そのうえ学習習慣が身についておらず、勉強についていくだけで精一杯でした。

◆問題が発生している「原因&自身の課題」:

 小学校卒業から中学校入学までの期間、どこにも行く予定がなく、朝起きて、好きなことして、寝るという生活が続いていました。なので、決まった時間に勉強する習慣すらありませんでした。だから、入学してから勉強に困ったのは自分でも仕方がないと思いましたが、このままの状態で本当に良いのかと思い、まずは不規則な生活習慣を改善すべきだと考えました。 

◆課題を解決するための「意識・考え方やその対策(こだわり手帳活用法等):

 「わかっているけど、ついやってしまう」そんな私は手帳を活用し、自分の生活がどのくらいひどいのかを知ろうと思いました。初めて手帳を使い、自分の1日の生活を記入した時は、思った以上にひどいものでした。そこで私は、1日に何を何時間するのかを前日に記入したり、今週の目標をたてたりしました。たとえば、不規則な生活が続いているとしたら、規則的な生活をしていた頃はどんなことを意識していたかなどを振り返ることが出来ました。 

◆手帳活用法で得られた結果&効果:

  勉強についていくことが精一杯だったのが、時間を管理し、ムダな時間を減らすことで予習や復習をするようになりました。また、自分の目標を意識することで、時間を有意義に使うことができるようになりました。 

活用手帳:学校オリジナル手帳(B5)

 

 

《 作品背景 》

◆学年: 中学2年生(ペンネーム:S.N)

◆作品タイトル: What should I do fo me?

◆手帳を活用する前の「現状&発見した問題点」:

 昨年も、このコンテストに応募させていただきました。その手帳を後から見返すと、少し見にくいと感じました。テスト期間中の手帳は、「この時はどんなふうに生活していたのだろうな?」という自分の疑問の答えとなります。だからその答えが見にくいとその後の自分が困ってしまいます。今回のコンテストにあたって自分が発見し、意識した問題点は「後から見返すと見にくい」というものでした。

◆問題が発生している「原因&自身の課題」:

 1つ目の原因は「蛍光色の多さ」です。目立たせるためにはマーカーペンはとても大切ですが、目が少しチカチカする蛍光色が多いと考えました。2つ目の原因は「字の汚さ」です。よく見てみると字が乱れていて、バランスの乱れが生じているのではないかと感じました。マーカーや色ペンなどの使用を気にするあまり、基本である”字”が乱雑になってしましました。未来の自分にも見やすいようにすることが自身の課題でした。

◆課題を解決するための「意識・考え方やその対策(こだわり手帳活用法等):

 まず、少し暗めの色を使用しました。そうすることで目がチカチカするのを解消しました。次に手帳の時間を少し長めに取り、字を丁寧に書くことを心がけました。テスト期間の手帳は、そのテストが終わった後も大切なものになるので、未来の自分のためにという意識をもちました。また、振り返りをしっかりして、「明日はこうしよう!」など、反省するだけでなく「次どうするか?」という事に重点を置きました。

◆手帳活用法で得られた結果&効果:

 第2回定期テストで、とても良い結果を残すことができました。5教科とも目標を遙かに上回る結果を残すことができました。日々、書くにつれて「自分のために書く」という思いがどんどん強くなりました。 

活用手帳:ACTIO手帳シンキング(A5)

 

 

《 作品背景 》

◆学年: 高校2年生(ペンネーム:まいしゃん)

◆作品タイトル: 私なりの一週間

◆手帳を活用する前の「現状&発見した問題点」:

 手帳を活用する前は、「明日の時間割はなんだっけ?」「明日持っていくもの何かあったような、、、」など考えることが多く、そのせいで忘れ物をしてしまったり、提出物を決められた日までに出せなかったりすることが多くありました。とにかく自分に甘かったです。他にも明日のことが分からないことがあった時、友達に頼ってばっかりという事が多かったので、何事に対してももっと自分でするという気持ちを持つべきだなと気づきました。

◆問題が発生している「原因&自身の課題」:

 私自身すぐ物事を忘れてしまうことが多いのが原因の1つだと思います。すぐ物事を忘れることに対して何とかしないとと行動に移すことはできただろうなと思います。「行動に移す」ということが面倒くさいなと思い逃げてしまっていた気持ちがあったのでそれが良くなかったなと思いました。

◆課題を解決するための「意識・考え方やその対策(こだわり手帳活用法等):

 重要な連絡は忘れないように「重要なメモ」という所にまとめるようにしています。他にも宿題やその日にしないといけないことも書き出して、それを達成出来たら

横にチェックを入れるようにしました。その時に理解したら大丈夫という考え方はできるだけ無くすように心がけています。それを手帳では後から見返した時、わかりやすいように色分けや、朝起きた時間など細かく書くようにしています。 

◆手帳活用法で得られた結果&効果:

大きく変わったのは忘れ物です。忘れ物が本当に減りました。やらないといけないことをメモしたおかげで手帳を見返した時に「やらないと!」という気持ちになり、宿題のやり忘れなどがほとんど無くなりました。 

活用手帳:ACTIO手帳シンキング(A5)

 

 

《 作品背景 》

◆学年: 高校3年生(ペンネーム:まっちゃん)

◆作品タイトル: 1週間の予定

◆手帳を活用する前の「現状&発見した問題点」:

 1日のうちにするべきことを確認していなかったので、しないといけないことを忘れることがとても多く、また振り返りをしていなかったので、いつどんなことをしたのかや、細かいことなど全然覚えていないことがほとんどでした。目標を立てずに1日を過ごしていたので、目標を考えてする練習と比べると練習の効率が悪くなっていたなと思います。 

◆問題が発生している「原因&自身の課題」:

 まず1日のはじめに今日は〇〇を終わらせようや〇〇を達成できるようにしようと目標を仮に立てたとしても頭の中で考えているだけなのですぐ忘れてしまっていました。言われたことや持ち物も書いていなかったので忘れていました。

◆課題を解決するための「意識・考え方やその対策(こだわり手帳活用法等):

 毎日寝る前に1日の振り返りと次の日の目標とすることを必ず書くようにしました。目標を決めてその目標の振り返りと1日の振り返りの両方を書くことで目標に対して自分が感じたことや反省を見ることができるので次に生かせるようになりました。またふせんを使ってすぐ思いついたことや次の週にすることを書いて次のページにもまわせるようにしました。

◆手帳活用法で得られた結果&効果:

 過去に自分がどんなことをしていたのか手帳を見るとすぐわかるようになりました。また細かく1日の目標とその日にすることを決めたことで計画的に過ごせるようになったと思います。 

◆ 入 選(4作品)

■努力賞(6作品)